
ぎふの畜産・水産

美濃飛騨はちみつ
現在の西洋式の養蜂は明治の中期に日本に導入され、岐阜県の養蜂家が中心となり、養蜂器具の作成や技術の普及が行われました。明治43年には第1回全国養蜂家大会が岐阜県で開催されました。このため、岐阜県は「近代養蜂発祥の地」と言われています。
岐阜県では標高差のある自然条件を生かし、岐阜・西濃地域のれんげ蜜や中濃・東濃・飛騨地域のソヨコ蜜、とち蜜、アカシア蜜など様々な種類のはちみつが生産されています。
近年の養蜂業は、はちみつ、蜜ろう、ローヤルゼリーの生産だけでなく、野菜や果樹の花粉交配にも蜜蜂が利用されていることから、農産物の生産に大きく寄与しています。
岐阜県養蜂組合連合会は平成18年度から岐阜県内養蜂業会の発展を図ることを目的として、岐阜県内で生産・販売する岐阜県産天然はちみつを対象に県内での統一した銘柄づくりに着手。その第一歩として、「美濃飛騨はちみつ」の統一シールの貼付を行い、農業フェスティバル等でPRを行っています。