
ぎふの野菜

なす
岐阜県では、東濃中濃、西濃地域から飛騨地域まで広く栽培されています。7月から10月の上旬に多く出回る「夏秋なす」が中心です。
豆知識
なすの産地
岐阜県におけるなす栽培は、昭和40年の後半から美濃地方の中山間地域で導入され、現在では県内広く栽培されています。7月から11月に収穫される夏秋なすが大半であり、県内をはじめ名古屋に出荷され、夏季冷涼な気候のもとで栽培される本県のなすは、紺色が鮮やかでつやがあり、好評を得ています。
露地栽培が中心ですがより品質の良いなすを生産するためビニールハウスの天井部だけを覆った「雨よけ栽培」が導入されつつあります。冬期温暖な西南濃、岐阜地域ではビニールハウスや暖房機を利用した冬春なす(12月から6月)も栽培されています。
漬物用の小なすも地域特産物として県内各地で栽培され、朝市等で人気者です。