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ミナモ

ぎふの伝統野菜

飛騨紅かぶ

高山市を中心に栽培されています。原産地とされる旧丹生川村(現高山市)は、古くは八賀郷と呼ばれ、ここで八賀かぶと呼ばれる赤紫色の丸かぶが作られていました。大正7年(1918)に、八賀かぶの中から紅色の突然変異株が発見されて生まれたのが飛騨紅かぶです。柔らかく肥大したかぶは、主に漬物用として利用されます。

主な栽培地域

高山市(旧高山市、旧丹生川村、旧国府町、旧上宝村)、飛騨市(旧古川市)

収穫時期

10月~12月上旬

飛騨紅かぶレシピ

赤かぶ漬け

レシピ提供:出典…農林水産省「うちの郷土料理」

赤かぶ漬け
材料(20人分)
飛騨紅かぶ20kg
食塩 ※塩分が強めの設定になっているので、保存期間や好みによって調整してもよい。800g
2㎏
作り方
  • 飛騨紅かぶは新鮮なものを用意し、よく洗っておく。
  • 樽(30L程度のもの・2斗樽)を用意し、 樽の中に水と食塩200gを入れ塩水を作る。
  • 塩水の入った樽の底に、隙間のないようにかぶを並べ、 食塩を振り入れ、その食塩の上にかぶを並べ、 その上にまた食塩を振る。といった要領で600gの食塩を数回に分けて振り入れ、 かぶを樽に入れていく。
  • かぶと食塩の入った樽に落とし蓋をし、 15㎏~20㎏の重石をし、常温で漬け込む。 2カ月程度、発酵、熟成させれば完成となる。
  • ③のとき、
  • ※一番下の段のかぶが少し多めになるようにする。
  • ※振り入れる塩の量は、下の段から上の段になるにつれて多くなるようにする。
  • ④のとき、
  • ※漬け始めから15日ほど経過したら、樽の中身の上下を入れ替える「天地替え」を行うと塩分が均一になり、発色がよくなる。天地替えの際は、落とし蓋の上にたまった漬け液をくみ出して捨て、かぶを別の樽に移しかえ、落とし蓋と重石をして漬ける。
  • ※白い酵母が樽内の水の表面に上がってきたら、こまめにくみ取る。